【考察】ゼルダ史において、ブレワイはどこに位置するのか?

ゼルダの伝説シリーズ

先日、以下の動画を公開した。

YouTube版

ニコニコ動画にも投稿しているが、全く同じ内容なので割愛しよう。

これは、ティアキンが発売する直前に、折角なのでブレワイの時系列を私なりにまとめてみようと思い、投稿したものだ。

この記事は上の動画のブログ版みたいなもの。

改めて、ブレワイがどの時系列になるか、あくまでティアキン発売直前までに分かっていた内容から考察をまとめてみる。

また、動画では反映できなかった、公式からのとある衝撃的な発表も紹介しよう。

なお、今回の記事はゼルダ史ゼルダの伝説シリーズを結ぶ時系列が分かっていることを前提にする。

もし分かっていない方は、その解説記事も前半後半に分けて書いているので、そちらをご覧頂きながら読み進めるといいだろう。

考察の前提

まずは前提条件をはっきりさせておく。

実は、例の衝撃発表以前に、公式から一切の情報が出ていないわけでもなかった。

ここのインタビュー記事にて、ブレワイはどこかの時系列の最後という情報だけ出ている。

今回は、この最後とはブレワイ以前に出ていたどの作品よりも後…言い換えれば、このインタビュー時点では最後と解釈する。

また、これに加えて「従来のゼルダ史における、3つの時系列のいずれかに属する」という条件も付け加えさせてもらう。

理由は、これをしないと新たな時系列説3つの時系列の統合説など、収拾がつかなくなってしまうからだ。

これはあくまで今回考える上での前提なだけであって、この考え方を否定するつもりはない。

もっと言うと、最近ティアキンを軽くプレイした感覚で、私は新たな時系列説も可能性はゼロではないと思っている。

が、今回はその概要だけ記述し、詳細や理由はまた別の記事で書くことにしよう。

そして、冒頭にも書いた通り、ティアキン発売直前までに分かっている内容を元にする。

ティアキンを絡めた考察は次回以降やっていこう。

さらに参考資料としては、ハイラル百科とブレワイ自体の情報を用いる。

最後、今回書くのはあくまで1個人が考えた内容というだけで、確定はしていない。

当然、そうじゃないだろと思う方がいらっしゃると思うし、むしろいて欲しい。

是非、ご自身でも考察してみることをオススメする。

本記事がそのきっかけになれば幸いだ。

結論

もったいぶってもしょうがないので先に私の考える結論を。

ブレワイは、時の勇者敗北ルートだと考えている。

まあよく見るもので、特に真新しい感じもしないと思う。

これから根拠を色々書いていくが、その理由たちも探せば主張している方は結構いらっしゃると思う。

肯定的な根拠

まず、ブレワイが時の勇者敗北ルートだという根拠を2つ、見ていく。

王家の習わし

ブレワイにおけるハイラル城の図書室にある隠し部屋、そこにあるハイラル王の手記

これを読むと、「王家の習わしに従い、ゼルダと名付ける」という内容を確認できる。

この、王家に名付けの習わしがある時点で、現在分かっているゼルダ史だと敗北ルートに絞り込めてしまう

この習わしの起源は、「初代ゼルダ姫の悲劇」という事件だろう。

詳細は前回やっているので省略するが、他にこの習わしになりそうな出来事がない。

そのため、まだ分かっていない習わしがない限り、このルートの可能性が非常に高い。

ライネルの存在

もう1つ、ブレワイで最強のザコ敵ライネルお前のようなザコがいるか

このライネルが登場する作品をリストアップしてみると…

  • 初代ゼルダの伝説
  • 神々のトライフォース
  • ふしぎの木の実
  • 神々のトライフォース2

となり、これらは全て時の勇者敗北ルートに位置する

ここからも、一応敗北ルートっぽい雰囲気は感じ取れる。

…しかし、同じ考えでいくと、ブレワイにはリト族コログ族も登場する。

これは風のタクト、時の勇者勝利:大人時代ルートに登場する種族であり、2つの世界線が考えられるため根拠としては弱い。

否定的な根拠

次に、ブレワイが他の時系列ではないという、否定的な根拠を見ていく。

まずは時の勇者勝利:大人時代ルートから。

「時の神殿」跡の存在

ブレワイの冒頭、たき火の前で老人から台地の説明を受ける。

そこはハイラル発祥の地だと言い、時の神殿跡もある。

これで、時の勇者勝利:大人時代ルートを外すことができると考えられる。

理由として、時の勇者勝利:大人時代ルートは風のタクトでそれまでのハイラルが無くなり、舞台が新生ハイラル王国に移る

そして…大地の汽笛をプレイしたことがないのでハイラル百科からの情報になるが、新生ハイラル王国には時の神殿が無い

このことから、このルートではなさそうだ。

神獣ヴァ・ルッタとヴァ・ナボリスの由来

次に、これは時の勇者勝利:子供時代ルートを外す理由だ。

2体の神獣ルッタナボリスの名前は、ブレワイの作中で昔の賢者ルト、ナボールを由来としていることが明かされている。

ルトは石碑、ナボールはナボリス開放時のウルボザの語りで確認できる。

特にウルボザの語りはメインストーリーに入っているため、多くの方がご存じだろう。

これにより、今度は子供時代ルートを外すことができる

そもそも、時の勇者勝利:子供時代ルート時オカで起こるガノンドロフのクーデターを未然に防ぐ時系列だ。

ルト、ナボール含む時オカの賢者たちは、ガノンドロフに立ち向かうために賢者として目覚めている

ということは、クーデターが起こっていない子供時代ルートでは目覚めていない可能性が高い

伝承として残るにしても、賢者としては語り継がれていないだろう。

このことから、子供時代ルートを外せると考えられる。

ゾーラの石碑

さて、動画ではもうちょっと後で紹介しているが、ここで出してしまおう。

これも時の勇者勝利:子供時代ルートを外す根拠だ。

ブレワイにおいて、ゾーラの里で受注するミニチャレンジ、石碑の内容を確認してくるというものがある。

その石碑の中、ルト姫に関する記述がある。

その中の一部で、どうやらガノンドロフが大暴れしていたような記載があるのだ。

しかも、ルト姫が賢者として目覚めたとも記載されている。

ガノンドロフ大暴れの証拠
ルト姫賢者覚醒の証拠

先ほど書いた通りで、子供時代ルートでは賢者として覚醒しているとは考えづらい。

これはかなり高い確度で、子供時代ルートを外す理由になるのだ。

もっと言うと、この石碑にはあくまで「立ち向かった」としか書かれておらず、その結果が記載されていない。

勝ったのであればそれが明記されている方が自然で、ここからも敗北ルートの可能性がうかがえる。

他の可能性

さて、上の通りで時の勇者勝利:子供時代ルートはほぼなくなった

厳密には、上の根拠が強すぎて思考がロックされてしまい、この可能性を考えられなくなってしまった…

では、時の勇者勝利:大人時代ルートの可能性は本当に無いのかというと、まだ残っていると思っている。

根拠は、先ほど書いた通りでリト族、コログ族の存在が1つ。

もう1つあり、ブレワイの各地にある鉱床から、岩塩が採れる。

なぜ陸地にも関わらず岩塩が採れるかについて、一度海の下に沈んだから、と考えられないだろうか。

そう考えると、トライフォースによって沈められた昔のハイラルが、何等かの理由で再び地上に姿を現した可能性がゼロではなくなる。

…トライフォースの願いを無効化するようなことがあるのかと言われると怪しいが、何者かがまたトライフォースを使った可能性もあり、否定しきるのは難しいだろう。

ハイラルが沈んだ後のトライフォースはハイラル百科には「消滅?」としか書かれておらず、行方は分かっていない。

だから、そこから絶対に使われていないとも言い切ることはできないだろう。

9割方敗北ルートだとこの時点では思っていたが、この可能性も私は捨てきれなかった。

公式から出た情報

ティアキン発売前、公式からトレーラー映像が発表されており、そこにはブレワイでも登場したメンバーもいた。

そこから、なんとなくティアキンはブレワイ直後の話だろうなと誰もが思っていただろう。

そして、ティアキン発売直前に、公式から開発者様へのインタビュー記事が公開された。

以下の記事だ。

開発者に訊きました : ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム|任天堂
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の開発者に話を訊いてみました。

この中で、まずはティアキンがブレワイ直後の話だと確定する、ここまではいい。

…この2ページ目にとんでもないことが書かれていた。

物語としても、今回はハイラル王国の過去にもつながるお話で、
「封印戦争」と呼ばれる、
今までハイラルでは神話でしか語られてこなかった
大きな戦いについて語られます。

開発者に訊きました : ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム|任天堂(2ページ目)

ゼルダ史をご存じの方ならもうお分かりだと思う。

封印戦争」は、時の勇者敗北ルートに分かれてから、「神々のトライフォース」までの間に発生した出来事だ。

聖地に封印されたガノン、そこにはトライフォースもあった。

そのトライフォースを求め、人々が聖地に乗り込もうとする。

これを防ぐためか、逆に闇の世界と化した聖地から魔物が溢れてきたからかは分からないが、賢者たちが聖地への入り口を封印する。

それが、ハイラル百科に記載されている封印戦争だ。

この時は、これでティアキン、さらにはその直前の話であるブレワイも時の勇者敗北ルートで確定したと思った。

これが動画投稿の直前に出てきて、かなり焦ったのは内緒。

…本当に?

ここからはまた別記事で詳細を書くため、ざっと記載する。

ティアキン冒頭のネタバレを含むため、まだ未プレイで情報を見たくない方は注意だ。

ティアキンの冒頭、姫様とハイラル城地下で壁画を見つけるシーン。

姫様が封印戦争について語るが、それはどうやらこれまでのゼルダ史で言う封印戦争とはちょっと違う出来事を指しているように思える。

それだけでなく、ハイリア人に関わる何か重要なことが起きていそうなことも同時に出てくる。

このあたりを、また次回以降見ていこう。

おわりに

今回は動画で行ったブレワイの時系列考察を改めてまとめてきた。

とりあえず、ティアキンに関する色々な情報が出るまでの内容だけを見ると、ブレワイは「時の勇者敗北ルート」っぽいよ、というのが私の結論だ。

もちろん、何か見落としていることがあったり、そもそも設定した前提が間違っている可能性もある。

あくまで、1つの意見として見てもらえれば幸いだ。

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